こんにちは!
じゃけんです
この記事を書いた私は…
・サッカー歴:11年
・26歳ブロガー
私はサッカーを小学生から大学生までやっていたのですが、痛がるふりをするのは定番ですね
でも、サッカー初心者の方からすれば何であんなに痛がるフリしてんだ!って怒っている方も見かけます
時と場合にもよりますが、痛がる演技をするのには相当な技術が必要になります
多くの人は…
ただ、コケるだけじゃん
と思いがちですが、本当のトップリーグ(プレミアやリーガなど)ではJリーグとは比べものにならないくらい試合の展開やスピードが違います
その中で痛がる演技をするのにはワケがあります
今回は『【体験談】サッカーでわざと転ぶ・痛がるふりをする理由を徹底解説』を紹介します
サッカー選手がわざと転ぶ・痛がるふりをする理由
賢い選手は時間をうまく使います
試合で勝っている時やリスタートされて相手にカウンターをくらいそうな時はわざとボールを保持して審判に抗議しにいくフリをします
他にも痛がるふりをして一時的に時間を止めて相手のプレー開始を遅らせて
味方が自分のポジションに戻るまで時間を稼ぐ場合があります
これは時間稼ぐというだけでなく
相手への精神的なプレッシャーにもつながります
負けている時には、点を取らないといけないことからイライラします
そうすれば、判断力の欠如に繋がり相手選手へ更なるファールを誘えるかもしれません
サッカーは嫌いではないのだが、終了間際の時間稼ぎと、シミュレーションとか言うファウルもらうための演技にいつも興ざめしてしまう。選手が日々苦しい練習とトレーニングをしてきて、4年に一度の大舞台でわざと転んで大げさに痛がるサッカーの茶番劇具合は異常。
— Keisaku Sato (@keisakusato) June 16, 2014
これは私もよくやっていた理由なのですが、『休憩』できるからです
痛がるふりをしていれば、審判が笛を吹いて止めてくれるので時間が作れます
(ファール時)やった…休憩できる…水くれ
疲れた時にファールをもらった時の私の心の叫びです↑
水は大事です…
休憩+時間稼ぎができるならいいですよね
90分間走り続けるとなると試合中に休める時間はほとんどありません
あるとすれば選手交代の時かファールで一時的に時間が止まった時などです
ファールで一時的に時間が止まれば水を飲む時間くらいはあるので後半の最後や疲れた時などには有効的です
サッカーの痛がるフリって見てて見苦しいけど絶対必要なんよな。特に近代サッカーではね
— イウォビビービ (@arsenal565656) October 20, 2019
あの運動量90分やれなんて無理休憩も必要
本当にトップで活躍されている選手はこういった理由が多いです
わざとファールを食らって相手にカードを出させるという方法もありますが
プレミアやブンデスなどのトップリーグでこれをすると選手生命が終わります
トップリーグでは見ている人は分かると思いますがボールではなく『足』ごと刈りにきます
Jリーグは判定が厳しいので足ごといけば間違いなくカードが出ます
海外のトップリーグだと相当悪質なプレーでなければカードは出ません
前ヴィッセル神戸のポドルスキがJリーグで海外仕込みのタックルをして一発退場になっていたのが懐かしいです
ポドルスキやイニエスタからすればこれくらい当たり前なんだけど…みたいに見受けられますね
その動画です↓(0:28〜)
ですが、足にもろにスライディングを何回も受けていては大けがをするでしょう
メッシやネイマールはそれをうまくかわしてファールを誘い自分は無傷で相手にカードを出させるということができます
これが、長年彼らが世界のトップで活躍し続けている理由の1つです
ファールした人ももちろん悪いですが、それを避けるスキルがないと上で戦っていくのは難しいです
痛がるふりをすれば審判への圧力にもなるのでカードが出やすくなったり、判定が有利に働く場合があります
結果的に自分のケガ予防にも繋がりますし、こういった小さな積み重ねがチームの流れを変え勝利に繋がります
海外サッカーを見ていると、少し押されたくらいで’’すぐ転ぶなー’’と思うけど、あれがなかったら確実にケガ人増えてる。しかも大体はファール受ける瞬間を認知してる。
— 千葉 拓弥 / TAKUYA CHIBA/フィジカルコーチ (@44_takuyachiba) July 21, 2020
いい車は事故したら、クシャって潰れたほうがより衝撃吸収できますもんね。 pic.twitter.com/MownB86FWA
わざと転ぶ・痛がるふりをするのはずるいの?
はい、ずるいです
でも、それはサッカーというスポーツにおいては必要なプレーだと言えます
サッカーは強いシュートを打ったり、点を決めるための精度の高いパスといったプレーに注目されやすいですが、心理戦(メンタル)も同じくらい重要です
上のステージに行けば行くほど、技術の差はさほど変わらなくなってきます
そこで、勝負の差を分けるのは『運』と言われます
運を引き寄せるのは、ちょっとしたプレーです
先ほど挙げた…
・接触した際に過激なリアクションをする
・ファールをした際に相手のリスタートを妨げる行為
・審判の見えないところでの相手をイラつかせる行為
こんなことで運が引き寄せるのって思いませんか?
こういった運を引き寄せるプレーは必ずしも勝利につながるとはいいきれません
先ほど、言ったことと矛盾するかもしれませんが本当に0.00…%勝率が上がるかもしれないということです
本題である『わざと転ぶ・いたがるふりをするのはずるいのか』という趣旨と外れてしまうかもしれませんが、こちらの動画をご覧下さい
動画の内容
0-0で延長戦に突入し、延長後半10分レアル・マドリードは高い位置でボールを相手に渡してしまい、大ピンチとなる。
相手FWアルバロ・モラタ(アトレティコ・マドリード)にドリブルでゴールに迫られるも、バルベルデ(レアル・マドリード)が背後からモラタの足にスライディングをする。
バルベルデは一発退場処分となったが、その後ピンチを切り抜けレアルは、PK戦を勝利しタイトルを手にしました。
ここでいう『悪質なファール』はずるいでしょうか?
ずるいというと『悪』なプレーという意味になりやすいですが、結果的にレアルマドリードはファールをしたおかげで勝利しました
何が言いたいかというと『ずるい』というのはサッカーにおいて『賢さ』であるかもしれません
そして、それがサッカーという競技においては必要なスキルであるということです